今さら聞けないネット知識:SMSとSNSって何が違うの?
最近よく見かける言葉の意味がわからない・・・
インターネット時代とか、ソーシャル時代とか、デジタルネイティブとか
カタカナ言葉ばかりの時代になりました。
仕事でPC(パソコン)を使う機会のあまりなかったおばちゃん世代には
カタカナやアルファベットの『省略語』は
ちょっと馴染みがないかもしれません。
でも、そんなおばちゃん世代でも
『免許』と言えば「運転免許証」って通じますし
『通販』と言えば「通信販売」ってわかりますよね?
要は、知らないなら知ればいいだけですよ!
SMSとSNSって何が違うの?
どちらもアルファベットの省略語だし、綴りもほとんど似てるから
ごっちゃになりますよね。ひとつずつ説明します。
SMS (エスエムエス)とは
Short Message Service(ショート メッセージ サービス)の略。
携帯電話(スマホも含む)同士で電話番号を宛先にメッセージを送るサービスのことです。
電話番号さえわかっていれば、メールアドレスを知らなくてもメッセージが送れます。
お互いの携帯電話の会社が違っても(docomoとソフトバンクとか)送れます。
Short (短い)とついているだけあって、送れるのは70文字という制限がついています。
おうちの固定電話には送れません。
送れるのはメッセージのみで、件名は付けられません。
送れるのはテキスト(文字)のみで、写真は添付できません。
基本的に有料(1回送信につき3円ほど)かかります。
SNS(エスエヌエス)とは
Social Netwoking Service(ソーシャル ネットワーキング サービス)の略。
インターネットを使って、社会的な(ソーシャル)つながりや人間関係を構築していく(ネットワーキング)サービスのことです。
前出のSMSは、メッセージを送るサービスだけでしたが
こちらのSNSは、たくさんの種類があります。
Facebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)、Twitter(ツイッター)にLINE(ライン)など
言葉は聞いたことがあると思いますが、これらはすべてSNSに含まれます。
SNSで何ができるの?
社会的なつながりができる、って言われても
今まで使ったことがない人にはイメージがわかないですよね。
サービスっていうけど、お金かかるの?とか。
SNSにはいろいろな種類がありますが、ほぼ共通しているのは
・名前とプロフィールを登録し
・自分で文章や写真、動画を発信して
・お互いに「いいね」や「コメント」をしあうことで
・交流をしていく
という感じです。
リアルなママ友や近所の自治会の知り合い、職場の同僚などは「本当に会ったことがある人たち」という分類になりますが、
SNSをきっかけに知り合う人は「まだ会ったことがない人たち」であることも多いです。
世界中に自分の文章や写真を公開するのがSNSなら
そんなのこわくてとてもじゃないけど手を出せない!
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
SNSは、発信したものに「いいね」や「コメント」をしあうだけでなく
個人的にメッセージのやり取りをしたり(第三者からは見えない)
共通の目的を持った人たち同士でグループを作って相談したり作業を進めたり
ということにも使われています。
かつては「ペンパル」なんて呼んで
手紙を封筒にいれたものをやりとりする文通もありましたが
便箋と封筒を使う手紙から、インターネットのメールに時代が移ったとしても
「交流」していくには多少の時間がかかります。
でも、SNSは「投稿」や「アップ」や「ポスト」すれば
それはすぐさま「世の中」に公開され、交流につながっていくのです。
東京と北海道であろうが、
アラスカとセネガルであろうが
インターネットの世界では、距離は関係ないので。
それは時間に関しても同じです。
要は、自分の発信をきっかけにして世界中のひとと繫がれるのがSNSの魅力なんだと思います。
まとめ
SNSはShort Message Service(ショート メッセージ サービス)
SMSはSocial Netwoking Service(ソーシャル ネットワーキング サービス)
それぞれの違いはわかりましたか?
スマホが世の中に登場したことによって
インターネットの世界の変化のスピードは加速してきています。
使ったことがないからわからない
今さら誰に聞けばいいか?わからない
で終わりにせず、少しずつでも「わからない」を減らしていけるといいですね。