老後資金に差が出る!株を持ち続けていた50代が勝ち組になる理由

株を持ち続ける 50代のリアル

50代は、老後を見据えて資産を本格的に形成し始める重要なタイミングです。

そんな中、「株を長年持ち続けてきた人」が静かに資産を増やし、勝ち組になりつつあるのをご存知でしょうか?

本記事では、なぜ“売らなかった人”が報われるのか、そして50代からでも遅くない「株を持ち続ける戦略」の魅力を詳しく解説します。

株式市場は、短期的には上下を繰り返すものの、長期的には右肩上がりで成長する傾向があります。

日経平均やS&P500といった代表的な株価指数も、過去10年・20年というスパンで見れば、着実に上昇しているのが分かります。

出典:TradeView

つまり、頻繁な売買で一喜一憂するよりも、じっと持ち続けた人のほうが利益を得やすいのです。

さらに、物価が上がる「インフレ時代」においては、現金の価値が年々目減りしていきます。

その点、株は企業の成長や物価上昇に連動しやすく、インフレに強い資産として注目されています。

私も2020年頃にSBI証券でNISAを開設し、月3万円ずつではありますがからコツコツと積立て投資でS&P500を買い始め、着実に資産が増えています。(2025年4月現在は、トランプ関税で株価が不安定になり、含み益分が2割ほど減少しましたが、気にせずホールドしています。)

投資というと、「買い時・売り時を見極める技術」が大切だと思われがちです。

しかし、50代にとって本当に必要なのは、「売らずに持ち続ける“胆力度胸」です。

短期売買は情報収集や判断力、精神的なタフさが求められ、日々の変動に振り回されがち。

一方、長期保有は「買ったら放っておく」だけ。時間と心の余裕が得られる投資スタイルです。

50代は仕事、家庭、健康とさまざまな面で変化が大きくなる時期。

そんな中、毎日相場を見張る必要がない投資法は、むしろライフステージに合った選択肢といえるでしょう。

株を保有していると、企業から得られる「配当金」が定期的に受け取れます。

これは、まさに働かなくても得られる不労所得。たとえば、配当利回り3%の株を300万円分持っていれば、年間9万円の配当が得られる計算になります。

この配当金を生活費の補填に回すも良し、再投資してさらなる資産形成を狙うも良し。

特に50代は支出がかさむ時期なので、この副収入の存在が大きな安心材料になります。

しかも、配当を増やし続ける「増配株」も多く、持ち続けるだけで受け取る金額が増えていくという好循環も期待できます。

株価の暴落は怖いものです。しかし、最終的に資産を増やしているのは、暴落に耐えた人たちです。

リーマンショックやコロナショックといった大きな下落時にも、株を手放さなかった人たちは、その後の急回復で大きなリターンを得ています。(今だとトランプ関税での下落時に、手放すのか手放さないのかかもしれません。)

逆に、パニックで売ってしまった人は、安く売って、高く買い戻すという最悪のパターンに陥ってしまうことも。

冷静に構えて、「この下げは一時的なもの」と考えることができる人こそ、長期的な資産成長を手にできるのです。

株式投資に必要なのはテクニックよりも、“耐える力”です。

資産運用の世界では、「投資は放置が最強」とも言われます。

投資実績が一番良いのは、死人だとも言われています。(死んだ人が持っていた株は何もしないので)

信頼できる株やETFを購入したら、あとは“何もしない”のが実は一番強いのです。

これは売買の手間や税金を最小限に抑えつつ、時間の力で資産を増やす最もシンプルかつ堅実な方法。

特に50代のように多忙な世代には、管理が簡単で精神的負担も少ないというメリットがあります。

今からでも遅くはありません。

株を買い、コツコツ積み立て、あとはじっと持ち続ける。

この「動かない投資」が、老後資金にゆとりを生み出し、あなたの人生に自由と安心をもたらす鍵になるのです。

50代という人生の節目において、株を持ち続けるという選択は、大きな意味を持ちます。

特別なスキルも、タイミングを見極める鋭さも必要ありません。

必要なのは「信じて持ち続ける胆力」と、「焦らずに続ける姿勢」だけです。

配当金という副収入、インフレに強い資産、そして暴落を乗り越えた後の回復力。

これらすべてを味方にできるのが、株式の長期保有というシンプルな戦略なのです。

これから老後に向けて、何を信じ、何を続けるか——

「株を持ち続ける」という選択が、あなたの50代からの資産人生を、大きく変えてくれるかもしれません。

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